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いじめの被害者にも加害者にもならないために

2026年7月1日

 新しい学年やクラスでの人間関係が少しずつ形づいてきた頃でしょうか。
学校は、さまざまな考え方や感じ方を持つ人が集まる場所です。互いを理解し始めたこの時期だからこそ、関わり合いの中で生じうる「いじめ」について改めて考えてみましょう。

 「いじめ」とは、人の心に苦痛を与える行為を指します。直接的な暴力だけでなく言葉による攻撃も含まれ、場所は学校の内外を問いません。近年ではSNSなどインターネット上でのやり取りも「いじめ」に含まれます。

では、どこからがいじめになるのでしょうか。「いじり」や「からかい」との違いは何でしょうか。「いじり」や「からかい」は、相手も楽しんでいることが前提です。しかし、受け取る側が不快に感じれば、それはいじめになり得ます。

 友人からの関わりを嫌だと感じたことはありませんか。その時点で、それは「いじり」や「からかい」の範囲を超えているといえます。我慢して抱え込まず、つらいと感じたら、相談しやすい人に話すことが大切です。

 同時に、自分が加害者になる可能性についても考えてみましょう。悪意がなくても、自分の言動が相手にどう受け取られるかは分かりません。日頃から相手の立場に立ち、気遣いを忘れないことが大切です。

 また、周囲で「いじめではないか」と感じる場面や、つらそうな人に気づいたときには、見て見ぬふりをせず行動することが重要です。その行動が誰かを助けるかもしれません。

 どうしていいかわからないときはまずは身近な大人に相談しましょう。保護者や先生、養護教諭、スクールカウンセラーなど話しやすい人を探してみて下さい。直接話しにくい場合は、当窓口など、SNS相談を利用することもできます。
 一人で抱え込まず、周りの人を頼りましょう。そして、誰もが安心して過ごせる環境をつくるために、互いを尊重し合い、一人ひとりが意識して行動していきましょう。